毎年、冬になると体調がすぐれなくなり(寒さに弱いらしい)、若いころは毎月のように寝込んでいた。が、ここ数年は老練になって、寝込んでも1日か2日、あるいはうまくやりすごして寝込まずにすむようになった。
そしていまは音読療法があるので、体調管理がかなりうまくなった。
それでも冬期ベースは低調であることに変わりない。
その証拠に、故障した膝はずっと痛む。
暖かくなると膝も痛まなくなり、体調もよくなってくる。
この水・木曜日がとても寒くて、金曜日の朝、めざめたら喉が腫れて痛みがあった。
昨日はさらに痛みが強まっていて、やや熱っぽく、朝から不整脈も感じられた。
が、朝から基礎講座、体験講座、音楽塾、テキスト表現ゼミ、そして渋谷のオープンマイクにゼミ生たちと参加するというイベントがびっしり詰まっている日だったので、休むわけにはいかない。
朝から鎮静・回復の呼吸法を心がけ、暖かくして水分をたっぷりとり、免疫系に仕事をしてくれるようにお願いしながらスケジュールをこなした。
おかげでなんとか乗りきることができた。
今朝もかなり喉が腫れて声が出にくいくらいだが、熱はあがることなく(微熱はある)、寝込むほどではない。
昨日の基礎講座。
てんちゃんと植森さんに講師代行をやってもらう。
ストレッチ、呼吸法、発声、先週やったエチュードのおさらい。
とても助かる。
こうやって現代朗読の講師や演出家が育っていくのが、私の大きなニーズだ。
午後は体験講座。
従来朗読とはまったく違う現代朗読の方法と体験をしてもらう。
なかにテレ朝はNHKの朗読講座を受けている人がいて、その人が大変おもしろかったと興奮ぎみに伝えてくれたのがうれしかった。
まったく違う方法論を受け入れてもらえたのがうれしい。
体験講座から引き続き音楽塾。
体験からふたり残ってくれた。
今回は音律の話で、ちょっと難しかったかもしれない。
佐藤くんがけっこうブルースを弾けるようになっていて、それをみんなに披露してもらう。
音楽塾から引き続きテキスト表現ゼミ。
あい子さんは風邪をひいたということで、オンライン参加。
まぁやとてんちゃんも見学参加。
7時半、早めにゼミを切り上げて、みんなで渋谷に向かう。
佐藤くんが見つけたポエトリーリーディングのオープンマイクのイベントのために、〈スペースターボ〉という店に行く。
我々が大挙して押しかけたせいもあるが、そうでなくてもけっこう盛況のイベントで、司会進行役の桑原さんが楽しく、しかし誠実に進めていたのが印象に残った。
我々はてんちゃん、植森さん、佐藤くん、野々宮、KATと、私がピアニカで参戦。
ポエトリーリーディングという場で、現代朗読はやや浮いている感もあったけれど、まあいつものとおりマインドフルに楽しんだ。