3月19日の午後、原正夫郡山市長が東京電力福島第一原発の「廃炉」を訴えたという。
それを受けて、市民たちが廃炉に向けた署名運動を開始した。
具体的な市民の動きだ。これはこれまでのイデオロギーが一部からんだような「反原発運動」とは違う。
署名運動の詳細はこちら。
市民でなくても署名運動には参加できる。
そして今後、このような自主的な市民運動がたくさん出てくることだろう。311以後の日本を、たんなる元に戻すだけの「復興」ではなく、これからの時代にふさわしいあたらしい価値観を持った社会にしていくために、私たちは積極的に運動に参加していきたい。
ドイツではすでに、日本の原発事故を受け、25万人もの原発反対デモがおこなわれたという。これは世界の潮流となるだろう。
いずれ詳しく書くが、すでに太陽光発電を筆頭とする自然エネルギー/代替エネルギーのコストが、原発エネルギーのコストよりも安くなっている。原発を無理に稼動させつづける理由はもはやない。
それより、世界一美しい日本の国土を保全するほうが大切なのではないか。
GDPで計量的に計られる豊かさではなく、文化やこころの問題など本当の意味で幸福度の高い、多少は不便かもしれないけれど成熟した社会をめざせばいいではないか。
そのためには、このようなブログやTwitter、SNSを通して私たちが考え、声をあげていくこと。このことが一国の体制を変えうることは、中東が充分に証明してくれた。
私は声をあげつづけようと思う。