昨日3月5日の夜のできごと。
昼は東松原の〈スピリットブラザーズ〉で養護施設の子どもたち相手に朗読パフォーマンスをやってきたのだが、夜は羽根木の家にもどり、朗読ライブパーティー。
私は機材のセッティングでおおわらわ。なにしろ、音響機材、照明機材、Ustream生中継機材をセッティングした上、音響、照明、演出、音楽演奏、司会進行も受け持つのだから、半端ではない。幸い、照井くんがセッティングを手伝ってくれ、照明を引き受けてくれた。
お客さんも来てくれ、18時、ライブスタート。Ustream生中継をしながら。相変わらず音響のセッティングに苦労しながら、しかもミキサーが昼間の歌用のセッティングのままだったので、前半はリバーブがかかってしまっていた。しかし、まあなんとか中継できた。
録画はこちらで観れます。
ところで、このライブがすごかった。
まずは昼間にもやった新美南吉の「手袋を買いに」を、ライブワークショップ参加メンバーの別チームでやる。
最初は硬かったメンバーも、途中から自由になり、遊び心いっぱいに楽しくやってくれて、大変楽しくなった。お客さんから笑いもたくさん出て、私がいつも望んでいるまるで音楽ライブのような雰囲気になってきた。
2番めは、いわゆる「アラサー・アミーガス」によるショートプログラム「一年生たちとひよめ」。
最初からはっちゃけてくれ、ハプニングもいろいろ起こしてくれて、大爆笑のうちに終了。全員が小学一年生に返ったような無邪気で楽しい気分になった。
最後は朝ゼミメンバーによる伊藤左千夫の「守の家」。
こちらはさすがに多彩で自由で奥の深い表現を見せてくれて、げろきょ中核メンバーの面目躍如といったところか。でもよく考えたら、ライブ初経験の人もいたのだった。それなのに、これはすごい。
ライブが終わってからは宴会。
玻瑠さんが関西風お好み焼きを作ってくれたり、みなさんの差し入れがあったり、女性チームによる「適切なる」買い出しがあったりと、食べ物、飲み物ともに大変充実した宴会になった。
その最中に、小梅ゆかりと唐ひづるによる「こうめからりん」デュオの大変クオリティの高い朗読パフォーマンスにやんやの喝采やら、アラサー・アミーガスによる「一年生たちとひよめ」の再演・別バージョンがあったりと、大盛り上がりであった。
みんな、いい顔してたな〜。
げろきょという場は、作ろうとして作れる種類のものではない、奇跡のような場になたと、しみじみと感じた夜であった。
ライブワークショップはしばらくお休みですが、現代朗読基礎講座というのが今月末から始まります。
詳しくはこちら。