2013年11月25日月曜日

一昨日の音楽塾「即興演奏ワークショップ」

一昨日の土曜日夜、音楽塾の初のこころみ「即興演奏ワークショップ」をおこなった。
定員6名としてあったのだが、それをオーバーしてしまった。
なるべく実際に演奏してもらいたい、演奏参加してもらいたい、即興演奏体験をしてもらいたいと思っているので、今後はできるだけ定員を守りたいところだ。

内容としても、初回ということもあって、ちょっと雑然としてしまった。
今後は一回ごとにテーマをしぼりこんで、参加の方の理解や体験が深まる方向でやっていこうと思う。
次回12月の開催は8日(日)と22日(日)を予定している。
8日のレクチャーは「音階(スケール)について知ろう」、22日のレクチャーは「和音(コード)の仕組み」をテーマにしようと思っている。
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土曜日に参加してくれたのは、バリバリにピアノが弾ける(しかし楽譜がないと弾けない)という人もいれば、まったく音楽演奏は初心者という人もいた。
また、親子で参加してくれた人もいたのはうれしかった。
小学校一年生の男の子が来てくれたのだが、彼はピアノを習っているということだった。
しかし、楽譜どおりに弾くのはつまらないと感じていたり、ピアノよりトランペットのほうがかっこいいと思っていらしい。

最初に即興演奏や、現在の音楽教育、いまの社会で消費されている音楽のことなどについて少しレクチャーしたあと、みんなでリズムを使った即興遊びをやってみる。
リズムは音楽の基本要素のひとつで、メロディとか和音を気にすることなくただリズムだけでお互いに即興的なコミュニケーションをやってみる。
最初は定型的リズムがだれでも参加しやすく、楽しい。
慣れてくれば不定形リズムでコミュニケーションを取れるようになるだろう。
あ、次回はリズムについても解説しようかな。

合奏形式の即興遊びはたぶんほとんどの参加者が初めてだったと思うので、とまどいもあっただろうが、日常のなかで気軽に音楽を作ったり、コミュニケートしたりする楽しみの導入部分を体験してもらえたらよかったのではないかと思う。