2014年6月24日火曜日

引っ越し、カフェ・オハナの共感的コミュニケーション

築50年超の古い木造アパートだけど、けっこう気にいって住んでいた代田5丁目の小林荘が、この7月に取り壊しになると決まって、出ることになった。
といって、代わりの部屋を探すのも面倒だし、資金もないので(羽根木の家の更新も重なっている)、羽根木の家の仮宿りにもどることにした。
そんなわけで、昨日は朝から部屋の片付けをし、引っ越し業者が来るのを待っていた。

業者といっても、通常の引っ越しだと高くつくので、大物だけの運搬を頼んで、もっとも安い見積もりのところにお願いした。
運んでもらったのは、小型の冷蔵庫、ソファベッド、テーブル、棚、椅子、大きな植木鉢。
はじまったら1時間足らずで終わってしまった。
あとは羽根木の家での片付けが残っているだけ。
こちらもたいした荷物ではないので、そんなに日数はかからないだろう。
とにかく、身軽にしておいて助かったし、身軽にしておくことが自分の気持ちにすっきりくることがわかった。

夜は三軒茶屋の〈カフェ・オハナ〉で共感的コミュニケーションのワークショップとミニライブ。
参加者は5人と少人数で、その内4人の方がはじめてだったのだが、知らない者同士でも和気あいあいとした雰囲気で楽しく進めさせてもらった。
具体的な事例を取りながら共感のプロセスをおぼえてもらい、遅れて参加した人がいたので、その人の話を共感的に聴くという実践練習をしたりもした。
これは「共感的に聴く」という体験がどういうものを自分にもたらしてくれるかが実感できる興味深い結果となり、私も気づきが多い夜であった。

最後に新刊リリースしたばかりの私の『共感的コミュニケーション〔応用編〕』の一節を野々宮卯妙に朗読してもらい、私が持参したミニキーボードで音楽をつけて、ミニライブをおこなった。
これもまた共感的に聴くことの練習となった。

※『共感的コミュニケーション〔応用編〕』の電子ブックおよび紙本はこちらから入手できます。