毎年の恒例だが、玄関前のあんずの巨木から熟した実がぼとぼとと落ちしきって、すぐに回収して加工しないとなめくじやらゲジゲジやらありんこに食べられてしまうとかなり忙しい思いをしている羽根木の家に、引っ越しの準備で荷物を少しずつ運び入れながら片付けている。
あんずは三日ほどのあいだに集中的に落果して、たぶんバケツに5杯くらいは拾った。
それを人にあげたり、処理してジャムに加工したりした。
加工というのは、実を割って種を抜き、落下などで傷んだ箇所を包丁でそぎ落とし、鍋にいれるのだ。
三温糖をどっさり乗せてしばらく放置しておくと、果汁が出るので、弱火でじっくりと煮詰める。
このジャムがむちゃくちゃ濃厚でうまい。
金曜日は午後、昼ゼミ。
夜はオーディオブック収録製作コースの9回め。
昨日の土曜日は朝からトランジション世田谷茶沢会の人たちが来て、コミュニティガーデンの作業。
支柱を立てたり、あたらしい苗を植えたり。
午前中に現代朗読基礎コースの9回め。
午後は昼ゼミ。
8月に東京創造芸術祭への参加を検討している。
また10月には横浜のホッチポッチ・ミュージックフェスティバルへの参加が決まっている。
どんな内容でやろうか、だれが参加できるのか、という話をする。
ゼミ生のまりなが、基礎コースのひとり読みで、椅子の上に正座して読んだら妙に落ち着いて気持ちよかった、という話から、箱朗読というアイディアが生まれたりする。
芸術祭の参加が決まったらぜひやってみたい。
夜は昼ゼミのメンバーもいっしょに、ぞろぞろと中野に向かう。
〈Sweet Rain〉でのライブ。
その模様は、ひさしぶりに再会した「あいぶんこ朗読ポッド」で順次配信する予定。
初回の配信はこちら。