2014年3月19日水曜日

集中と感受が深まった韓氏意拳の稽古

 今夜は中野まで韓氏意拳の稽古に行ってきた。

朝ご飯しか食べていなかったので、北口のサンロードの立ち食い(じゃないけど)の店でうどんを食べて腹ごしらえ。
ちょっとだけ時間があったので、本屋に寄って、かぎ針編みの本を物色したが、いまいちピンと来るものがなかったので、新井区民活動センターに行く。

今日は非常に濃い内容の稽古だった。
平歩站椿などの稽古でおこないが内在化してしまうことの問題、内在化することによって手順や方向性、対象に気を取られてしまう問題、意志、思考、意図ではなく、身体が教えてくれる「意」のきざしをとらえることのむずかしさなどを、つぶさに練習し、教えてもらった。
そのためには、状態にはいりながら身体の整いを「待つ」ということが必要になる。

これまでの稽古でやっていたことからさらに深層へと深まっていくような感じで、その分、集中も必要になる。
自分の身体の声を聴いたり、状態に注目したりといったことを深化させるための方向性が、不完全ながら見えたような気がして、大変興味深くおもしろい稽古をさせてもらった。
それにしても深い集中の持続する2時間半、さすがに疲れた。

帰りはいつものことながら、山手線、井の頭線と、平日の午後10時すぎの満員電車だったが、全然気にならなかった。