2014年10月13日月曜日

超おもしろい「エロイヒム」、俊さん羽根木に

今日が休日とは知らなかった(体育の日)。
台風19号が接近していて、NHKは台風情報一色。
東京はまったく静かで、嵐の前の静けさという表現そのもの。
夜になってから雨が強くなってきた。

午前中は11月2日のサラヴァ東京公演「エロイヒムの声」の演出台本作り。
ややこしい内容で、どこをどう構成すれば朗読公演として成立するのか、またテキスト分量が非常に多いので、大幅にカットしなければならなく、頭を抱える。
とにかく、前半のファーストステージの分を作る。

午後2時から公演稽古。
野々宮卯妙、KAT、高崎梓、山本葉月というメンバーで、今日が初稽古。
午前中に作った台本を使って、おそるおそる稽古をはじめてみた。

いやいや、これがおもしろいのだ。
過剰なまでに詰めこまれた言語は、音声化されると、意外にもストーリー的にわかりやすく、そのことに警戒しなければならないほど。
群読の動きと方法は腹を抱えてしまうほどコミカルで楽しく、もっともっとおもしろくできそうだ。

セカンドステージはまだ手つかずだが、エンディングの方法だけ決めた。
たぶん、私にも初の試みとなる、驚くような終わり方になる。
群読方の衣装のイメージも決まった。
この公演は見ものになるはずだ。
みなさん、ぜひ都合をつけて来てくださいね。
この公演の詳細はこちら

夜、この公演にヴォーカルで参加してくれる酒井俊さんが羽根木の家にいらしてくれる。
ベトナムから帰国し、毎日ライブやレコーディングに忙しくしておられるなかで時間を作ってくれた。
「エロイヒムの声」のイメージとおおまかな進行・構成について打ち合わせし、重要なエンディングの方法についてもこころよく承諾していただいた。

そのあと、ベトナムでの生活の話をいろいろ聞かせてもらった。
ベトナムに行きたくなった。
「お腹がへったね」ということで、ありあわせの材料でコンビーフとキャベツのスパゲティを作って、ワインを飲みながら食べた。
11月2日がますます楽しみになった。

台風の影響がひどくならないうちに、解散。
台風はいま、名古屋あたり。
東京も風が強まってきた。
明日の朝には東北沖の太平洋に抜けて、熱帯低気圧に変わるだろう。