講師は内田先生。
キャンセルが出たりして、珍しく参加者は男性ばかりだった。
今回は最初から厳しく自分の身体の声を聞くということについて指導を 受けた。
順調なときの声ではなく、なにか滞りや違和感、嫌な感じ、不自然な感じといった、なにかおこなうときに身体が教えてくれる「弱さ」を見ていくことが必要だということを、徹底して試みてみる。
我々は自分の弱い部分、とどこおりのある部分を、無意識に「えいやっ」と力づくで解決しようとしたり、なかったことにしたり、聞こえないふりをして乗りこえてしまったり、あるいはこうすればうまくいくという自分のやりかたや型に任せようとするのだが、それではいつまでたっても自分の弱さを克服できない。
まさにそこの部分に耳を傾けていくことこそ必要、韓氏意拳の稽古はそのためにある、ということだ。
一昨日の夜の講習の話や体験が、昨日・今日とつづけて自主稽古してみるなかで、なんとなく実感としてつかみかける感じがあって、急にひとり稽古がおもしろくなってきた。
※羽根木の家での韓氏意拳の講習会、11月開催の詳細はこちら。