2013年10月18日金曜日

ホッチポッチ稽古、ギャラリーめぐり、個人セッション、テキスト表現

今日は朝から忙しい日だった。
午前中に羽根木の家でホッチポッチ・ミュージックフェスティバルの稽古。

陣さんが写真展のギャラリーを決めるためにやってきたので、いっしょにまず下北沢の〈Com.Cafe 音倉〉に行く。
ついでに音倉でランチ。
さらについでに、音倉で共感的コミュニケーションの勉強カフェをやれないか、中山さんに打診。
年明けになるが、陣さんの写真展も共感的コミュニケーション・カフェもうまい具合にやれそうな感触。

羽根木の家にもどり、オーディオブックリーダー養成講座の個人セッション
今日来られた方は朗読もオーディオブック収録もまったくの未経験という、ほぼ専業主婦の方。
ニーズを聞いていくと、やはり自分の表現をしたいという面があるようで、それがオーディオブックという表現媒体にたどりついたということらしい。
まったく右も左もわからないようだったが、実際に身体を使ってテキストを読む、ということを進めていくうちに、しだいに楽しくなってくる感じを味わってもらえたようだ。
これから約1か月の訓練期間を経ることになる。
お役に立てるといいのだが。

待ってもらっていた陣さんとふたたび、いっしょに今度は明大前のキッド・アイラック・アート・ホールに向かう。
ここも写真展のギャラリー候補なのだ。
ちょうど「山本宗補写真集出版記念写真展」をやっていて、戦争被害者のモノクロのポートレートを集めたすごい作品がならんでいるのを目撃できた。
これはおすすめ。
ぜひ行ってみられるとよい。

明大前の駅で陣さんと別れ、帰宅。
19時からテキスト表現ゼミ(次世代作家養成塾)をオンラインでやる。
といっても、今日の参加者は奥田くんひとり。
奥田くんは長編小説に取りくみはじめていて、今日はその冒頭部分を提出してきた。
それがなかなか考え抜かれたすばらしい出来で、私からはなにもいうことはないくらい。
長らくテキスト表現ゼミで練習してきたが、とうとうここまで書けるようになったのかと、私も感無量。
問題は、いまの世にこのクオリティを読み切る読者や書き手、評論家がどのくらいいるのか、ということ。