2013年10月10日木曜日

北陸⇒東京移動、昼ゼミ、俊さん・韓氏意拳打ち合わせ

今日は午前中に北陸の実家を出て、東京に移動。
さいわい、台風は実家滞在中に去ってしまったので、フライトは予定どおり。

空港に行く途中の電車のなかで、子どものころ近所だった1歳上のTさんに会う。
病気をしているらしく、先日ピアノコンサートをおこなった県立病院に行く途中とのことだった。
仕事もしていないらしく、ちょっと弱った姿に胸を打たれる。
たまに同級生に遭遇することがあるが、勤め人や公務員、教員になった者はパリっと恰幅のいい感じだが、フリーや田舎の家業を継いだ者は苦労している感じで、さらにこの歳になると健康をそこなった者や、事故や自殺で亡くなった者もいて、あらためて「格差」の大きさを感じる。

もっとも、お金の保証がある者がそれで幸せかというと、そればかりではない。
私は経済的にはまったくめぐまれていないけれど、経済的にめぐまれている者たちを見てうらやましいと思ったことはない。
なぜなら、お金はないけれど、つながりと尊重のニーズが満たされていると感じることが多いからだ。
人の幸せは、自己肯定とつながり、このふたつによって保証される、というのが、目下の私の持論だ。

羽根木の家での昼ゼミに間に合った。
KAT、みぞれ、ケイコさんの3人だったが、自主的に基礎訓練を進めてもらう。
私は時々アドバイス。

18時前にヴォーカルの酒井俊さんがいらして、15日のサラヴァ東京でのライブの打ち合わせ。
基本的に、やりたいことはすべて自由にやろう、というコンセプトを確認。
それから曲を一曲、ちょっと練習する。
そういえば、私は俊さんと定型の「曲」をいっしょにやったことはこれまでなかった。

19時から夜ゼミ。
野々宮と俊さんは食事(だか飲みだか)に出てしまったので、てんちゃんとみぞれちゃんのふたりだけだったが、韓氏意拳の内田先生が11月17日の体験講習会の会場下見のために来られた。
ゼミの後半は、韓氏意拳の思想や、それにまつわる身体運用についてのさまざまな話を内田先生からうかがうことができて、臨時ゼミのようになった。
私にも興味深い話があって、てんちゃん・みぞれちゃんともども、得した気分になった。

羽根木の家での韓氏意拳体験講習会は11月17日(日)の開催だが、基本的に私や羽根木の家とのつながりがある方を中心に参加してもらうことになっているので、告知はあらためて。
興味がある方は、まず羽根木の家でのなんらかのイベントにまず参加してみてください。