台風が日本海を通過していったが、幸いたいしたことはなかった。
未明にかなりの強風が吹いたが、雨もさほど降らず、被害はなかった。
このまま通りすぎてくれるようなので、明日の昼のフライトで東京に戻る予定は変更なしですむだろう。
今日は朝から11月15、16日にキッド・アイラック・アート・ホールでやるカルメン・マキさんとの公演の作品と演出内容をかんがえたり、来週15日にサラヴァ東京でやる酒井俊さんとのライブの内容をかんがえたり、今週日曜日に羽根木公園で開催される雑居祭りのミニステージでげろきょの仲間とやる短い朗読パフォーマンスのためのテキストを書いたり。
雑居祭りのためのテキスト(長めの詩)は何日か前から書きかけていたものだが、イメージだけあってなかなか言葉がつながっていかずにちょっと苦労していた。
私にはめずらしいことだ。
たいてい最初の1、2行が出てくれば、あとはするすると身体から出てくるものだが、今回はなぜか苦戦した。
たった150行程度のテキストだが、何日もかかってしまった。
いちおう完成して、これから一晩くらい寝かせておくことにしている。
タイトルは「移行」。
雑居祭りでは、たぶん15分くらいの短いステージを、私、みぞれちゃん、KAT、晩さんらとやることになっていて、げろきょ得意のフリースタイル朗読で行こうと思っている。
どうなるのか、やってみなければまったくわからない。
来週15日の酒井俊さん・野々宮卯妙とのサラヴァ東京のライブは、お客さんが来てくれるかどうかだけが心配。
三人ともフリーセッションの専門家といっていいので、始まってしまえばスリリングでディープな時間になることは実証ずみ。
テキストは基本的に「特殊相対性の女」を持っていこうと思っている。
それプラスアルファで、なにかひと工夫したい。
ライブの詳細とご予約はこちら。
11月のマキさんの公演は、私のプロデュース・演出なので、ちょっと緊張している。
過去のヒット曲やオズ時代のイメージをいまだに引きずってくるお客さんがいるなかで、いま現在の彼女の魅力を存分に引きだすにはどうすればいいか。
ここのところを私の挑戦として取り組みたい。
もちろん同時に、共演の野々宮卯妙の朗読と私の音も響かせるにはなにができるのか。
今日は演目についてはだいたい決めてみたが、それをどのようにやるのか未定。
これから詰めていく。