2013年3月30日土曜日

ライブWS、玉響、オーディオブックリーダー収録、テキスト表現ゼミ

午前中、「朗読はライブだ!」ワークショップの今期4回め。
最終ライブは「キッズ・イン・ザ・ダーク〜春の宴〜」の公演になるのだが、そのためのシナリオを早朝から作っていた。
が、プリント用紙が足りなくなって、中途半端なところで終了。

シナリオは17ページあって、それを人数分プリントしなければならない。
余裕をみて20人分刷ろうと思って、考えたら340枚必要なのだった。
結局、9ページまでしか刷れず。

ライブWSでは宮沢賢治の「原体剣舞連」と、坂口安吾の「ラムネ氏のこと」を稽古する。
ラムネ氏がおもしろくてしかたがない。
ひとりひとりの個性・身体性が際立ち、イキイキと楽しく仕上がってきた。
こんな朗読はいまだかつて見たことない、というものが今回もできつつある。
これにゼミ生たちのパフォーマンスが加わって、前代未聞の朗読公演になることはまちがいない。
これが多くの人に届けられるとうれしいんだけど。

午後は「玉響のとき Vol5」を開催。
これについてのレポートはこちら。
⇒ http://juicylab.blogspot.com/2013/03/vol5.html

玉響が終わってから、珠央さんに足もみをお願いした。
30分くらいだったが、冷えきっていた足がぽかぽかと暖かくなった。
そして、それはいまでも続いている。
腎臓、肝臓、リンパ系、故障した膝などが喜んでいる。


オーディオブックリーダー養成講座を受講しているMさんの最終収録実習。
録音しながら聴いたのだが、驚くほど豊かで繊細な朗読表現になっていて、ちょっと驚いた。
たぶん、感受性についての感覚が鋭い人なのだろう。
私からの指摘について、ちゃんと受け止めて練習してきてくれたのだと思う。
こういう人は現代朗読の活動にも継続的に参加してくれたらいいのにな。


18時からテキスト表現ゼミ。
Mさんも残って参加。
KATがオンライン(ビデオチャット)で参加。
ほかに奥田くん、かっしー、野々宮、植森。

植森さんがすばらしい作品を書いてきた。
何か月前から参加していたのだが、再初期から徐々にグラデーションのようにクオリティがあがってきて、今日の作品は植森さんのオリジナリティをあらわすひとつの到達点だと感じた。
こういう瞬間に立ちあえることが、私の幸福のひとつだ。