今年にはいってから現代朗読と即興音楽によるライブをいくつかやってきた。下北沢〈APOLLO〉と〈レディ・ジェーン〉、そして来週は中野〈スウィートレイン〉。
朗読はいずれも野々宮卯妙で、音楽は私のほかにギターの臼井康浩さん、チェロの翠川敬基さん、ヴォイスパフォーマーの徳久ウイリアム氏ら、いずれも即興の人たちとやってきた。
どれもスリリングだった。
スウィートレインでやるのは、実はこれが正式には初めて。
一度、ピアノの板倉克行さんが病気で休まれたときに、代役でライブをやったことはある。
あくまで代役だった。
今回は正式に店側と合意してライブをやることになった。
板倉さんがスウィートレインでライブをやるようになって数年が経過しているが、そのたびに遊びに行って、ちょっといっしょにやらせてもらったりしていた。
それがようやく独立してやれることになった。
そもそも板倉さんと知り合ったのは、やはり中野の〈ピグノーズ〉でげろきょライブを定期的にやっていて、そこへ板倉さんがふらっと遊びに来てくれるようになったのがきっかけだった。
そのときにやはり我々のことをおもしろがってしょっちゅうお客さんで来てくれていたizaさんが、板倉さんをスウィートレインに紹介して、板倉さんはスウィートレインでやるようになったのだった。
そんな経緯があって、けっこうスウィートレイン通いは長いのだが、正式にライブをワンマンでやるのは初めて、というわけだ。
今回の「ののみず」でどんなテキストを朗読に使うか、いま選定中だ。
文豪の文学作品と私のオリジナル作品を組み合わせようか、などと不遜なことをかんがえていたりする。
そして、たったいま連絡がはいってきたのだが、ある人がゲスト出演してくれることになった。
ちょっとしたサプライズゲストなので、皆さん、来てね。
くわしくはこちら。