午前10時からオーディオブックリーダー養成講座。
参加者が2名とミニマムなパーティーとなったが、どちらの方もとても熱心に興味を示してくれて、やりがいがあった。
オーディオブックが直面している現状、アイ文庫がかんがえている今後の展開などを解説したあと、実際にオーディオブック収録にあたって必要なことをひとつひとつ検証しながら伝えていく。
昼休みは3人でピピカレーに行って昼食。
午後は実際に収録したり、言葉のこと、呼吸や姿勢のことなど、実技をまじえながら進めた。
年齢差があるおふたりだったが、そんなことは関係なく表現作品を作ることについて熱意があって、私もやりやすかった。
このふたりには最終収録実践の日まで約1か月強、ゼミ生とおなじ扱いになるので、チャンスを作ってたくさんゼミに参加してもらいたいと思う。
養成講座を全力でやって、今日の仕事は終わったつもりになっていたら、夜、キッズ・イン・ザ・ダーク公演の稽古があったのだった。
午後7時から。
7名が参加してくれて、ゼミ生がやる後半の部の人数がそれなので、一種のフルメンバーでの稽古ができた。
この時期の稽古はまだ演出がかたまっておらず、毎回の稽古でみんなといっしょに演出を作っていく段階なので、とても重要かつ刺激的。
私も楽しんでやらせてもらった。
今夜は「原体剣舞連」のゼミ生ハイパーバージョン一本のみの稽古。
リズム、音程、タイミング、一般的な朗読にはありえない難しい音楽的要素があって、苦労したが、なんとか形は見えてきた。
基本形を今日作れたので、ちょっとひと安心。
今後の進化が楽しみ。