2013年3月11日月曜日

くしゃみとピアノ演奏

今年は花粉症の症状がずいぶん改善されて楽になったのだが、さすがにここ数日は大変だった。
飛散量が半端でないので、やむをえないだろう。
処方薬を飲んで、マスクをして出かけた。
そうすればだいぶ楽になる。

ところで、先日、びっくりしたことがある。
先週の水曜日に中野のジャズライブバー〈Sweet Rain〉で「ののみず」ライブをやっていたときのことだ。
ピアノを弾いているさいちゅうに急に鼻がむずむずしてきて、つぎの瞬間くしゃみが出た。
長いことひと前でピアノを弾いてきたが、演奏中にくしゃみが出たのは初めてのことだ。
しかし、かんがえてみれば、これまで一度も演奏中にくしゃみが出なかったことのほうが不思議といえる。

ひと前で演奏しているときは緊張していて、くしゃみをする余裕もないのだろうか。
ぎゃくにいえば、先日のライブはリラックスしすぎてくしゃみが出てしまったのか。
たしかに大変リラックスして演奏できていたけれど。
リラックスできても、演奏中にくしゃみが出るのはこまる。
クラシックピアニストではないので、楽譜どうりに弾いているわけではなく、くしゃみが出た瞬間にはそれに合わせた音というかアドリブをして、なんとかやりすごせた。
それでも、聴いている人にはわたしがくしゃみをしたことがはっきりとバレていて、あとで笑われてしまった。
私もおかしかったけれど。

今度くしゃみが出たときにはどんなフレーズを弾いてやろうかね。