2012年4月12日木曜日

朝ゼミ、花見ランチ、昼ゼミ、夜ゼミのげろきょ三昧デー


今日は一日、現代朗読三昧の日だった。かいつまんで記す。
 夏の時間はここ数年、いつも心がけているのだが、日の出とともに起きて、午前中になるべくたくさん活動したい。ということで、今日は5時起き。すると、午前中が長い、長い。やりたいことがいろいろとできる。今後もなんとしても早朝の時間は自分のために確保したい。

 10時半から朝ゼミ。
 日本の朗読がガラパゴス的に進化しているのではないか、という話から、げろきょの非特殊性の話など。
 ひえいさんが短歌を読もうと持ってきてくれた素材から思いついて、短歌を使った音の4要素のエチュードをやってみる。おもしろかった。朗読者は音声表現者である以上、音にたいする感受性を鋭敏にし、また鍛えていくことが有効だとは前から思っていたことだが、その具体的方策が出てきた。

 みんなで羽根木公演に行って、花見ランチ。
 花は散りはじめているが、まだまだ見頃。子連れのお母さんのグループがたくさんいた。食事してから、青空朗読を試みる。帰りぎわにも林芙美子を読みながらみんなでゾロゾロ歩いていったり。

昼ゼミには見学者の男性がひとり。自己紹介でよどみない経歴を話されて、一同びっくり。いずれにしても、表現することの欲求が強くある方のように見受けられた。また来てくれるかな?
 コンタクト・インプロビゼーションという手法を朗読に取り入れて、いろいろ試してみる。これもおもしろい。朗読にはたくさんの可能性があって、やればやるほどおもしろくなる。コンテンポラリーアートの未知の分野として残されているところがおもしろい。

 午後7時から夜ゼミ。
 オンラインのたるとさん、朱鷺さん、そして羽根木の家に直接来たふなっち。ふなっちはこたつで寝てしまったので、結局たるとさんと朱鷺さんのふたりのみ。
 たるとさんからはサプライズパーティーの楽しい報告を聞かせてもらった。朱鷺さんは音程を意識する朗読のエチュードが気にいってもらえたらしく、またほかにもいつになく積極的に聞かせてもらえてうれしかった。