2014年4月8日火曜日

春のおいしいもの、早起き、畑、桜


 日曜日から北陸の実家に帰省中。
おいしい水菜が有名で、そろそろ旬は終わり。
たいていはゆであげて、おひたしにしていただくのだが、そればかりだと飽きる。
ゆでたものをきざみにんにく、塩麹、オリーブオイルであえたらおいしかった。

あと、焼き鯖の押し寿司。
これは最近全国区に進出しつつある「へしこ」とともに、市販品が道の駅などに売られている。
私はへしこの押し寿司のほうが好きだが、焼き鯖もおいしい。

実家猫二匹はともに老猫で、15歳を超えている。
黒いほうはだいぶ老いた感じになってきて、よぼよぼ歩いている。
茶のほうは太っていて、元気。
自分の気にいらないことがあると大声をあげて、主張が激しい。

実家では早起きが常だ。
私の理想の早起きは、夜明けの2時間前。
いまの季節だと午前4時くらい。
未明のまだ星が輝いている時間から、空がしだいに明るくなり、陽が出る直前の時間帯が一番好きなのだ。
文豪ヘミングウェイもこの時間帯をもっとも大切にして執筆にあてたとか。
べつにヘミングウェイを気取っているわけではないけれど。

畑に行ってじゃがいもの種芋を植える。
長いながい畝を二本作って、大きな袋にふたつ入っていた種芋を全部植えた。
かなりの重労働だが、まだ涼しい時期なのでちょうどいい汗をかいた。
種芋を植えたら、上からぴったりとマルチというビニールをかぶせて、芽が出るのを待つ。
芽が出たらその部分に穴をあけて、葉と茎が伸びるようにする。
こうしておくと草取りや水やりの手間が大幅にはぶける。

こちらはいまが桜の満開。
堤防沿いの数キロにわたる桜並木「弁天桜」はまだ五分咲きくらい。
川べりは寒いのね。