参加できるのは「基礎コース」修了者もしくは現代朗読協会のゼミ生。
10回にわたって、オーディオブック収録に必要な表層的技術、深層的技術、マーケット知識、ネット展開の方法、収録機材や音響ソフトについての知識など、必要なすべてのことを全般的にお伝えする予定。
オーディオブックのマーケットは、日本では残念ながら充分に健全な形成がされているとはいえないが、自分でもオーディオブックを作ってみたいという人は増えているし、マーケットも将来的に拡大することはまちがいない。
私のところにも個人セッションを中心に、オーディオブックを作りたい、自分が朗読した録音コンテンツを作り残してみたい、という人が多くやってくる。
が、それらの人のほとんどが、自分自身の資質についてはもちろんも、音声コンテンツを収録製作するにあたっての客観的知識をまったくといっていいほど持っていない。
教える人がいないからだ。
声優学校やナレーターの養成所、朗読講座などでは、オーディオブックの収録製作についての全般的な知識や技術を身につけることはほとんどできない現状がある。
じゃあ、どこに行けば身につけられるのか、といえば、かろうじてNHKなど放送局がやっている朗読講座にその一部があるようだが、しかしこれも「伝達技術」を教えているところがほとんどだ。
私はオーディオブックは朗読者の「作品」だとかんがえていて、またそういうアプローチでしか作ってこなかったので、「伝達」より「表現」を重視することになる。
「表現作品」としてのオーディオブックの作り方を教えているところはほとんどないだろう。
というわけで、おそらく日本で唯一の、朗読者の表現作品としてのオーディオブックを作るための表現と技術の勉強ができる「オーディオブック収録製作コース」ということになる。
興味がある方は体験参加ができるので、のぞいてみてください。
※「オーディオブック収録製作コース」の詳細はこちら。
※体験参加についての詳細と申し込みはこちら。