一昨日は午前中から三軒茶屋まで髪を切ってもらいに行った。
トランジション世田谷・茶沢会のメンバーに独立美容師の和食ちゃんがいて、彼女にカットを頼んだ。
独立美容師というのは私の造語だが、ようするにフリーの美容師で、あるお店のあいている椅子を使って仕事するエコな仕事だ。
彼女自身も、自然エネルギーを使って美容院をやりたい、という明快なコンセプトを持っていて、応援したい。
お任せしたら、今回のテーマは「ワイルドな紳士」ということで、私が紳士かどうかはともかくとして、ワイルドな感じに仕上げてくれたらしい。
三軒茶屋までの行き帰りは自転車を使ったのだが、うちから10分しかかからないことには驚いた。
帰りに北沢緑道を通ったら、桜がまさに咲きほこっていて、もう一部は散りはじめていた。
ゴージャスな風景を堪能できた。
午後は羽根木の家で、4月22日の〈サラヴァ東京〉と5月4日の〈法然院〉のライブのための稽古初日。
まだシナリオができていないので、群読部分の読み合わせと動きをいれた稽古。
今回の群読はとにかく繊細さと大胆さを合わせもった迫力のあるものにしたいと思っている。
ゲストの酒井俊さんをおどろかせてみたい。
夜は昨日に引きつづき中野まで行って、韓氏意拳の稽古。
型や動き方にとらわれすぎたり、形や動きを見ようとすると、全面的な表現ではなく線的・平面的な表現になってしまう、ということの検証。
これらは自分の「感覚」を再現しようとしたり運用したりしようとすることによって起こる。
稽古中、先生が手を添えたり置いたりしてくれるのだが、自分でも笑ってしまうくらいそれにとらわれて動きの質が平面的になってしまうのがわかる。
そこをどうにか抜けていくための稽古が必要だ。
歩法についても教えてもらったが、まだ身体への注目が浅いのでなかなか難しい。
これもしっかり稽古したいところだ。