昨夜は三軒茶屋〈カフェ・オハナ〉で共感カフェ「共感的コミュニケーション・ワークショップ、ミニライブ付き」を開催した。
ちょっと風邪ぎみで喉が痛く、空咳が少し出るが、体調がひどく悪いというほどでもない。
昨夜は参加者が6人、男性はひとり。
うち4人が初めて共感的コミュニケーションに接する方で、ベーシックな考え方からまず説明した。
例題を使って共感のプロセスを解説したあと、2人組のペアになってもらってお互いに話を聞いたり聞いてもらったりしながら、共感のプロセスを実際な体験してもらった。
シンプルにプロセスなので、だれでも理解できるのだが、実際にやってみるとうまくいかないことが出てきたりする。
また学習が進んでいくと、さらに深い部分にアクセスしていくスキルが必要になってきたりして、いくらでも理解を深めていくことができる。
通りいっぺん学んでわかったつもりになってしまう人も多いようだが、なるべく継続的学んでいただきたいなという希望が私にはある。
そのために、リピーターも参加しやすい参加費の設定にしてある。
肉親がとてもテンションが高く、ついていけない、また自分のことをコントロールしたがっていて、いうとおりにしないと怒りだしてしまう、どういうふうに接したらいいだろうか、という悩みがあった。
まずは相手にたいして「この人はテンションが高い人だ」「自分をコントロールしたがっている」というレッテルをはずし、そのニーズを推測し共感してみる。
すると、レッテルの向こう側から人間としての顔が見えてきて、相手にも大切なニーズがあるのだということが見えてくる。
その上で、相手のニーズにつながり、尊重し、なおかつ自分のニーズも伝え、おたがいに尊重しあえる関係を築くように試みてみる。
つぎに会うとき、どのような報告が聞けるか、楽しみだ。
ミニライブでは野々宮卯妙に私の「How Deep Is The Ocean」を朗読してもらった。
私もミニキーボードをMacBookにつないで演奏したのだが、キーボードが小さすぎて演奏しにくいのなんのって。
これからはもうすこし演奏しやすい大きさのキーボードを持っていくことにしよう。
次回のカフェ・オハナでの共感的コミュニケーション・ワークショップ、ミニライブ付きは4月21日(月)夜に開催します。
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