ポップスを歌っている若い女性の方で、目的がはっきりしていたので、結果的に個人レッスンになってよかったかもしれない。
かなりしっかりしたオリジナルの楽曲を作っていて、和声進行もユニークだが音楽的に破綻のないものだが、本人は音楽理論の理解について不安をおぼえていて、「よい」と感じた曲の耳コピーができないことなどについてなんとかしたいと思っているとのことだった。
とりあえず、オリジナル曲のコード進行を洗いだし、それがかなりリーズナブルな構成になっていること、またその構成の理論的裏付けなどを解説した。
専門学校で音楽を学んだとのことだが、音楽の本質的な核心部分を学校で教えることはないので、そのあたりを私がサポートできれば幸いだと思うのだ。
それはともかく、とっても魅力的な方だったので、これからどのような道をたどるのかはわからないが、多くの人に聴かれ、愛されるアーティストになる可能性は充分にあると思った。
がんばってほしいな。
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