2013年12月15日日曜日

韓氏意拳ざんまい

昨日から今日にかけて、韓氏意拳の内容の濃い講座を3コマ、連続して受講した。
疲れはない。
むしろ元気になった感じ。

昨日の夜は中野でおこなわれた「駒井・内田・高橋が語る韓氏意拳の味わい」という、3講師合同による講習会。
駒井先生は昭島市を中心に教えておられる方。
内田先生は私がいつも中野で習っている方。
高橋先生は山形市で教えておられる方。

広い会場だったので、どの先生に習っても自由ということで、私はかねてからTwitterでもちょっと交流のあった駒井先生のサークルに加わった。
いつもの形体訓練や平歩站椿はなく、遊びを使って意拳の「状態」の高まりを体感する工夫されたプログラムを受けることができて、なかなか楽しかった。
おなじことを別の角度からいわれて、あらためて違った形で腑に落ちることもあった。

終わってからは3講師と残った参加者数人で中野駅前のタイ料理の店に行き、飲み会。
意拳の先生方と飲むのは初めてで、これも楽しかった。


今日は羽根木の家での初級体験講習会。
内田秀樹先生と、今日山形に帰られる高橋先生も指導に参加してくれた。
午前の部と午後の部の2コマ。
先月、初めて羽根木の家で開催したのだが、リピート参加の人と初回参加の人が混じっていた。

はじまる前に高橋先生が私の膝を診てくれる。
整体の仕事をされていて、山形ではかなり有名らしい。
私の膝は15年くらい前に複雑骨折し、手術後のリハビリに失敗して、どの病院に行ってももう完治しない、打つ手はないとサジを投げられている。
私もあきらめていたのだが、韓氏意拳を始めてからなんとなく動きがましになったような感じがしていた。
しかし、15年来ずっと24時間つづいている膝まわりをぎゅっと圧迫されるような、締め付けられるような感じは消えることはない。
ところが、高橋先生にちょっと施術してもらったら、それが消えたのだ!

それがうまくいく原理を説明されて、なるほどと思った。
西洋医学とは違っているが、論理的であり、実際に驚くほどの実証効果が現れている。
この方法を使えば、あきらめていた膝の状態もかなり回復できるのではないかという希望を持てた。
高橋先生には東京での腕利きの治療院まで紹介してもらった。
ありがたい。

そのあと、今日は2コマつづけてみっちりと形体訓練、平歩站椿を通して、体認の基礎、状態の注目と把握の稽古をしたのだが、膝の調子はよく、ほとんど疲れることもなかった。
現代朗読、音楽演奏、音読療法、共感的コミュニケーション、膝の故障と回復、いろいろなことが韓氏意拳を軸にしてみごとにつながってきた。