2010年11月1日月曜日

iPad か MacBook Air か

Airネタがつづくが、おつきあい願いたい。
MacBook Air 11" を使いはじめて3日め。最初の二日間は持ち歩いて使っていた。今日はデスクトップに置いて、いろいろなアプリケーションをインストールしたり、書き物やメール返信に使ったりしている。

CD/DVDドライブがついていないので、アプリケーションのインストールには外部ドライブを使う。
私はもう一台、音楽編集用に MacBookPro を持っているので、そのドライブを無線LAN経由で使う。
使い方は簡単で、システムプリファランスのなかのシェアリング設定で CD/DVD ドライブにチェックを入れるだけ。すると、Air側にドライブアイコンが現れるので、あとは普通にそこをクリックして使うだけ。ただし、WiFi経由なので、転送速度はやや遅くなる。

専用の外付けスーパードライブも売っていたが、もちろんそんなものは買わない。
Airのコンセプトは、「物理的に動くものが一切ない」ということだろう。HDDにしてもDVDドライブにしても、モーターがブンブン回り、読み取りヘッドがカチャカチャ動く。そのために振動や衝撃で壊れやすく、電気も食う。
Airはフラッシュドライブにし、DVDドライブは排除する、という思い切ったことに出た。アプリケーションやデータの移動は無線経由で他のコンピューターやネットワークから、あるいはUSBメモリなどを使えばなんの支障もない。
DVD映像を見たいというなら、あらかじめクリッピングしておいて、データとして持てばいい。
今後のモバイルコンピューターはすべてこの方向に行くだろう。

さて、私の知り合いに、iPadにしようかAirにしようか迷っている人が何人かいる。
当然、なんに使うか、どのように使うか、によって選択は変わるだろう。
音楽アプリを使いたい、ゲームを楽しみたい、出先でのメール処理をやりたい、といった使い方の人にはiPadをおすすめする。
が、私のように、メールとTwitterとエディタとネットブラウザを同時に立ちあげておき、なおかつBLOGエディタとカレンダーとEvernoteを閲覧しながら、ときには写真やオーディオやムービーの編集までやりたい、というような者には、選択の余地はない。
単純な話である。