2010年11月15日月曜日

Dropboxを超えた? SugarSyncを使ってみる

iPhoneのようなスマートフォンを使っている人は、自分のコンピューター内のデータを出先でも参照することが多い。
iPhoneのストレージ容量は限界があるので、必然的にクラウドサービスを使うことになる。
私もこれまではDropboxというクラウド型ファイル共有サービスを利用してきた。
よくできたサービスで、無料で使える容量は2GBまでという制限はあるが、自分のコンピューターのHDDのフォルダを指定しておけば、そのフォルダ内で更新のあったファイルを自動的にクラウド内の自分専用スペースと同期してくれる。
共有設定しておけば、自分以外の者ともデータを共有することもできる。
このサービスのいいところは、共有設定の際、ネットワークを意識しなくていいことと、自動同期が非常に簡単で確実なので、ほとんど意識することなく最新のデータをクラウドに置いておくことができるからだ。
あとはiPhoneにもDropboxの専用アプリを入れておけば、出先からもそのデータを参照できる。

これとほぼ同様のサービスでSugarSyncというものもあり、私もインストールしてはあったのだが、ほとんど使っていなかった。
Dropboxより多機能であるがゆえに、使い方がいまいちよくわからなかったのと、同期できるコンピューターが2台までという制限があったからだ。
今回、あらためて使ってみる気になったのは、データ容量がDropboxの倍以上である5GBが、フリーで提供されたこと、同期マシン数の制限がなくなったこと、iPhoneアプリもかなり改良されたこと、などの理由だ。
しかも、インストール用ソフトから登録すれば、さらに250MBのボーナスがついてくる。
Dropboxと合わせて7GB以上のデータ容量があれば、かなり使える。しかも無料だ。
もちろん、音楽や動画データは大量にバックアップできないが、それでもある程度はできる。同期させておきたいデータを選んでおけば充分使えるだろう。

また、メールに巨大データを添付してやりとりするのは、メールボックスが満杯になってしまったりして迷惑なことがあるが、SugarSync経由でやりとりすればいい。
iPhoneのアプリが使いやすいのもよい。