晴。ひさしぶりに気温があがった。ちょっと春っぽい感じになって、ありがたい。
今日は朝からずっと「沈黙の朗読」の原稿書き。
沈黙の朗読とは……
朗読:榊原忠美
演奏:MIZUKI
オープニングアクト「Bird Song」
作:水城雄/朗読:菊地裕貴
日時:2010年3月6日(土)
第一回 14:30開場/15:00開演
第二回 17:30開場/18:00開演
会場:Live Space plan-B(中野)
詳細はいずれお知らせするが、朗読とは言葉を発することでおこなう表現である、ことに対して、たとえば「沈黙が主役の朗読」はありうるのか、という問いからスタートしたのが、この作品である。
普通の朗読でももちろん「沈黙」は存在する。通常「間」といわれる。言葉と言葉の間にはたしかに沈黙が存在する。その沈黙ははたして「空」あるいは「ゼロ」なのか、というと、そうではない。沈黙のなかにもイメージやことばが存在しているのではないか。とくにすぐれたパフォーマーが提示する沈黙には、豊穣さがこめられているのではないか。
では「沈黙」そのものに着目した朗読と音楽の作品は、どのようになるのか。
いろいろな書き手や表現者や、たとえば宮崎駿などもよくこんなことをいっているが、
「無意識に釣り糸を垂らす作業」
私も今日は釣り。なにか釣れるかな。