2010年1月27日水曜日

Apple のあたらしいタブレットマシンは iPhone OS ベースになるらしい

 日本時間で今日の深夜に発表になるはずだが、アップル社が出すタブレット型コンピューターは、どうやら iPhone OS ベースになるらしい。
 10インチ程度のタッチセンサー付きディスプレイが片面全体を覆っているスタイルであることは間違いないだろう。つまり、でかい iPhone みたいな感じ。
 iPhone OS ベースのOSが走るということは、iPhone のアプリがそのまま使えるようになる可能性がある。加速度センサーやGPS、方位磁石もついていることだろう。

 と見てくると、大して新味はないように思われるが、スティーブ・ジョブスは、
「私がこれまでにおこなったなかでもっとも重要な仕事だ」
 といいきっているらしいから、まだ聞こえてこないなにかすごい仕掛けがあるのかもしれない。しかし、そういうソフトやハードのことをいっているのではないかもしれない。
 音楽やゲーム産業に大きな影響をもたらした iPod から iPhone の流れを、ジョブスが「教育」の方向に向けかけているような気がしてならない。世の中全体が、モノやコンテンツを買うという「消費」から興味が離れていっているいま、なにが有望な産業なのか、ということをジョブスが考えていないわけはない。