2013年6月11日火曜日

ひさしぶりのFM福井

来月の福井県立病院でのピアノコンサートについて話をさせてくれるというので、FM福井まで行ってきた。
この局へはたぶん15年ぶりくらいの出演だが、あまりに変わっていなくてびっくりした。

私がFM福井の番組に初めて出たのは、1985年の年明けのことだったと記憶している。
ビーちゃんというドラマーとフリージャズセッションを美術館や街のイベントでやっていて、それを情報番組で紹介してくれるというので、ふたりでのこのこ出かけたのだ。
土曜日のたしか「情報パック」という番組だったと思う。
司会は局アナの黒原真理さんと黒川くんだった。
番組での私のしゃべりっぷりがおもしろかったらしく、当時ディレクターをやっていた杪谷さんからまた番組に出ないかと誘われて、番組制作にも関わるようになった。

省略するが、それがきっかけで朗読パフォーマンスと関わるようになり、いまの現代朗読協会があるといってもいい。
いわば私の音声表現の仕事の原点のような場所だ。

今日声をかけてくれたのはアナウンサーの飴田彩子だが、担当アナウンサーは藤田佳代という若手の人だった。
FMの局アナにはあまりいないタイプの、ちょっと芯のある深い声をしていたので、なにかスポーツをやっていたのかと尋ねてみたら、砲丸をやっていたという驚きの答え。
道理で。
コアマッスル(体幹)がたいへんしっかりしている声なのだった。

番組は15分くらいの枠で、現代朗読のことや、県立病院でおこなうピアノコンサートについて気持ちよく話させてもらった。
藤田さん、飴ちゃん、ありがとう。
オンエアは来週火曜日とのことだった。
何時なのかは聞き漏らした。
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