2018年3月9日金曜日

SNSメッセージを読んでいてもやもやしたとき

フェイスブックやツイッター、あるいはメッセンジャーやLINEのグループを読んでいて、気持ちが揺らぐことがある。
楽しそうにしている人のメッセージを目にしてうらやましくなったり、仲間はずれのように感じて寂しくなったり、価値観の違うジャッジにたいして腹が立ったり。

なかでも、自分が参加できなかったイベントについて、参加した人たちが楽しそうにメッセージを交換しているのを読んだとき、もやもやした気分になったことはないだろうか。
そんなとき、自分になにが起きているのか、ちょっとかんがえてみたい。

自分もその場にいたかったのに、参加したかったのに、できなかった、あるいは参加しないことを選んだ。
でも、みんなが楽しそうに会ったり、交流しているのを読んだり、画像を見たりすると、もやもやして落ち着かない気分になる。
そこには寂しかったり、うらやましかったり、くやしかったり、後悔を感じたりしている自分がいるかもしれない。

その感情の奥にはどんなニーズがあるのだろう。
自分も楽しみたかった、みんなとの交流やつながりを大事にしていた、そんなことが満たされなくて、寂しかったり残念な気持ちになっているのかもしれない。
しかし一方で、参加しないことを選んだ自分のニーズもある。
それはどんなことだろう。

自分の自由、自立、自発性、選択を大切にしていたから、行かないと決めたのかもしれない。
そこに行かないかわりになにか別のことをすることを選んだのだ。
それはそれで自分のニーズを大事にしたわけであり、後悔するにはあたらない。

いずれにしても、満たされたニーズと満たされなかったニーズがそこにはある。
それを味わい、満たされたニーズはお祝いし、満たされなかったニーズは別のチャンスに満たすことを試みる。
ただそれだけのことだ。
それだけのことだが、自分のなかは随分クリアになっているだろう。


ところで、私はテキストコミュニケーションにおける共感的な交流の試みに挑戦している。
メールやSNSのメッセージ、ブログといった、いま私たちが多様しているテキストコミュニケーションにおいて、自分とまわりの人々に共感的つながることは可能かどうか、という試みだ。
興味がある方は勉強会にどうぞ。

3月21日:共感文章講座(自己共感を用いた文章表現)
3月21日(水/春分の日)午前11時から約6時間、共感文章講座を開催します。水城ゆう( mizuki-u.com )が長年つちかってきた文章術、指導法に加えて、共感的コミュニケーションにもとづいた共感のプロセスも取りいれたユニークな方法を練習します。オンライン参加も可。