2018年2月14日水曜日

ほとんど災害救助の気分で福井の実家に帰省

土曜日に国立での共感音読カフェを終えてから、中央道と北陸道経由で実家にもどってきた。
福井の雪は報道その他で聞いていたとおりだったが、道路はとどこおりなく開けられていた。
到着が夜中の2時になってしまったのは、国立インターに乗るまでの街なか渋滞と、中央道の除雪車渋滞に引っかかったせいで、福井にはいってからは順調だった。
ただ、ガソリンなどの物資がまだとどこおっている。

帰省前にあらかじめ聞いていたので、ガソリンを東京で買って帰ることにした。
ガソリンはポリタンクで買うことはできず、専用の携行缶が必要だ。
それはなぜかガソリンスタンドでは売っていなくて、ホームセンターで買わなければならない。
それを車に積んで帰省。

道路はほぼ完全に除雪されていたが、家まわりは雪に埋もれていた。
裏の離れの庭は、母屋の屋根からずり落ちてきた雪で完全にふさがり、縁側のガラス戸を突きやぶりかねない勢い。
その光景は、しかし、私には子どものころから見慣れたものだ。
このところの暖冬が異常だったのだ。

暖冬がつづいたせいで完全に油断していたのだが、かつては庭の池に暖かい井戸水をくみ上げて流していて、そこに雪をどんどん投入して融かしていた。
だから、母屋から大量の屋根雪が落ちてきても平気だったのだ。
しかし、今回は井戸水はくみあがっているものの、池にはどうやら通じていないらしい。
どこかで詰まっているか、経路が変わってしまっているらしい。
雪が降る前に点検しておけばよかった。
やむをえないので、裏の車庫のまわりの雪を片付けて、お茶を濁した。