2020年7月7日火曜日

essay 20200707 触れることの力

本格的に施術された事はほとんどなかったが、今日は友人の高橋朋子さんがアロマを使ったマッサージをしてくれると言うので、心待ちにしていた。

自宅で療養するようになってから様々な差し入れをいただく。
中にはアロマテラピー関係のものもある。
素人でも気楽に使えるマッサージ用のオイルもあって、たまにMariにお願いして手足や背中をマッサージしてもらう。
専門家と言うわけではないが、オイルを塗りこんでもらうと、リラックスして、痛みが落ちつく感じがある。

それをFacebookで読んだ朋子さんがわざわざ国立まで来てくれることになった。

朋子さんは今は一旦落ち着いてフリーになっているのだが、もともとはプロのアロマテラピストとして大変人気の治療院をやっていた。

ところで今日の私はいつもより比較的調子が悪く、痛みのベースを高く感じていた。
頓服薬を飲んでからマッサージをしてもらうかどうしようか迷ったが、そのままやってもらうことにした。
すると不思議なことに、痛みが落ち着いてきて、薬が不要なまま落ち着いてマッサージを受けることができた。

アロマテラピーの技術もあるのだろうが、それ以上に友人による思いやりのこもった丁寧な施術が私の心身をリラックスさせていくのが分かった。
痛みだけでなく、いつも悩まされているお通じの問題もあっけなく解決したのにはびっくりした。
改めて医療技術について考えてしまう時間だった。

ゆったりと心のこもったマッサージを受け、これ以上ない幸せな時間をすごさせてもらった。
朋子さん、今日は本当にありがとう。
また来てね。




From editor


先日、アロママッサージを好むようになったという話をしたら、たくさんのアロマ情報をいただいた。ありがとうございます。
そのなかでさっそくわざわざマッサージをしに来てくださり、「できることがあってよかった」と言ってくれた朋子さん。
与えあい、受け取りあっているんだ、と教えてくれた。

榊原忠美さんをはじめとする名古屋の劇団クセックACTのみなさんが、カンパをつのって現金書留を送ってくれた。ありがたい。
クラファンやろうとかカンパを募ろうと言ってくれる人たちもいる。ありがたい。
こちらからもたくさんたくさんあげたいものがあるよ。

朋子さんのアロママッサージのおかげか、今夜はめずらしく食卓の椅子にみずからやってきて、「共感手帳術の仲間たち」とモニター越しにあいさつ。
すごい、すごいなあ。香りもさることながら、やはり触れることの力だと思う。

今日はお風呂もはいれたし、ピアノも弾けた。
一曲目はけっこう長めに弾いたのに、「これは練習」としてボツにする余裕もあった。
お医者さんとちゃんと話せたし、お医者さんも(たぶん)受け取ってくれた。
痛みはあるけど、良い日だった。
よかった!!