2018年11月28日水曜日

水城式タイムブロックで毎日やりたいことを着々とこなす

最近「タイムブロック」ということばをちょくちょく聞くようになってきていて、そのようなアプリも出ているらしい。
時間管理術のひとつだが、私の場合、自分なりに(ひょっとして拡大解釈して)工夫して使っている。
それがうまく回っていて、このところとても気分がいいので、内容と方法をシェアしたい。

といっても、そう難しい話ではない。

私が提唱している「エンパシーノート」というものがある。
共感的コミュニケーション(NVC)の手法を応用した手帳術で、自己共感によってニーズを明確にすることで日々の行動をパワフルにするという方法だが、水城式タイムブロックはその延長線上にある手法といっていい。

ここでいう「ブロック」は「ブロックする」のブロックではなく、煉瓦とかコンクリートのブロックのような「かたまり」の意味だ。
タイムブロックは時間のひとかたまりのこと。

カレンダーを使うのだが、カレンダーはGoogleカレンダーでも紙の手帳のカレンダーでもなんでもいい。
ただし、月間カレンダーのようなものではなく、一日のタイムラインが書きこめるデイリーやウイークリーをおすすめする。
スマホアプリでも使い勝手のいいもの、かわいいもの、さまざまなアプリが出ているので、お好みでどうぞ。

エンパシーノートでおこなったように、自分のやりたいこと、やらなければならないと思っていること、人から頼まれたこと、仕事や家事のTODOなど、あらゆることをニーズベースで分類していると思うが、それらのなかで「ひとかたまり」にしてまとめて実行できそうなことをピックアップする。

 一日のはじまりの家事や身だしなみのルーティン
 自分の成長のための勉強
 健康維持のための時間

これらをひとかたまりにして、手順化してしまう。
たとえば健康維持のための時間に一日のうちのいくらかを使うと決める。
私の場合、

  ジョギング/ウォーキング
  筋トレ
  意拳の稽古
  音読体操

などがある。
これに時間を割り振る。

 00分 ジョギング/ウォーキング
 20分 筋トレ
 25分 意拳の稽古
 35分 音読体操

だいたい45分の所用時間だ。
この45分をひとつのタイムブロックとしてまとめておく。
名前をつけてもいいだろう。
「ヘルスブロック」とか、あるいは自分にだけわかるようなオリジナルな名前でも。
このブロックを1日のうちのどの部分に置くか、前日の夜、就寝前にスケジュールに書きこんでおく。

肝心なのは、当日その時間になったとき、なにもかんがえずにただ自動的に集中してそのタイムブロックの手順を進めていく、ということだ。
あれこれかんがえない。
マインドフルに雑念は追いはらい、この瞬間のおこないに集中する。

このようなブロックをふたつかみっつ、作っておいて、毎日スケジュールのなかに配置するのを習慣化する。
毎日こなすブロックだけでなく、隔日におこなうブロック、週2回おこなうブロック、毎週1回のブロックなどがあってもいいだろう。
それぞに自分でわかる名前をつけておくといい。

とてもシンプルだけどすぐれた方法なので、もし毎日がごちゃごちゃとしていてやりたいことがなかなか手につかないというような人がいたら、やってみることをおすすめする。

なにか質問があればいつでもどうぞ!