2018年11月20日火曜日

韓氏意拳の個人レッスンで鍛えられる

毎月、駒井雅和中級教練をお招きして、国立春野亭で韓氏意拳の講習会を開催している。
グループ講習なのだが、今回は講習会のあとに個人レッスンをお願いした。

受講機会の比較的すくない中級教程を、まずは入口だけでもちゃんとやってみたい、という希望をお伝えしたら、こころよく応じていただいた。
中級講座は駒井先生をはじめ、日本の代表である光岡英稔先生や何人かの中級教練、あるいは韓競辰導師が開催しているが、遠方だったり、土日だったり年に一回だったりと、なかなか参加機会にめぐまれなかった。
そこで個人レッスンをお願いしたのだ。

中級教程は当然のことながら、初級教程がひととおり「できている」という前提になっている。
今回は教程の最初にある中級形体訓練の、さらにその前半部分を習ったのだが、要求される状態や集注の深さが(あたりまえに)レベルが高くて、気を抜けなかった。
しかし「やりかた」すらちゃんとおぼえていないので、動作に気がそれてしまって、状態どころではない。
さんざんだったのだが、練習すべき方向や注目ポイントはしっかり教えていただいたので、今後の自主稽古のなかですこしずつ消化していくしかない。
道のりはまだまだ遠し、という感じだ。

前提となる体力や身体観にも高い要求がある。
私のような年齢であらたにこれまで経験のない運動に挑戦するというのは、なかなかきついものがあるが、まだなんとかがんばれるところもあるのではないかという(希望的)観測もある。

それにしても、へろへろになってしまった。
なさけないけれど、明日は使いものにならないかもしれない(わからないけど)。
きついけれど、毎日積みかさねていくことで、自分がすこしずつでも前に行き、昨日とはちがう風景が見えるようになるかもしれないということに、希望と好奇心をかきたてられる。

駒井雅和中級教練による国立での韓氏意拳初級&養生功講習会を12月17日(月)14時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催します。