フレーゲ、ウィトゲンシュタイン、オースティン、大森荘蔵、フッサール、ハイデガー、メルロ=ポンティ、西田幾多郎、ベルクソン、ドィルーズ、ルーマン、坂部恵、レーヴィット、バタイユ、レヴィナス、和辻哲郎、ベンヤミン、アドルノ、デリダ、廣松渉。
20世紀の思想家の20冊を、それぞれの専門研究者がコンパクトに解説している。
わかりやすいものもあれば、わかりにくいものもあるのは、元ネタがそうである場合と、解説者がそうである場合の両方があって、まあ、読みにくさもおもしろかったりする。
教科書としては不向きだが、現代思想がざっと総覧できて、いろいろ確認になる。
『現代哲学の名著』熊野純彦編/中公新書