なにが大変かといって、花粉症で絶不調。
「今年は花粉症が軽いなー、ひょっとして治ったのか?」
なんてタカをくくっていたら、なんのことはない。
田舎のほうが花粉はひどいのか?
そうだわな、当然。
医者に処方してもらった薬を倍量にしたり、ようやくしぶしぶとマスクを(遅ればせながら)着用したりしているが、思考力の低下が著しい。
そんな状態で、明日は岐阜各務原の白狼澪ちゃんちで毎月恒例となった水城ゼミ。
いまのところ参加者は3〜4名くらいらしいので、お席にはまだ余裕があります(お手柔らかに)。
詳細と参加申し込みはこちらからどうぞ。
天白では来月4月から、いままでとすこし形態を変えたワークショップをおこなうことになった。
5年くらい前にやや大がかりな仕組みで、やはり名古屋で開催したのだが、月ごとに何度かワークショップを重ねながら参加メンバーで朗読パフォーマンスを作り、最後に公演を打つというものだ。
今回は公演というほど大げさなものではなく、ミニ公演もしくは朗読ライブくらいの感じのものを、しかし毎月のワークショップで作っていこうと思っている。
といっても、全員が固定メンバーである必要はない。
全日程に参加してくれればもちろんありがたいし歓迎だが、何回かしか出られない人もそれなりに発表できる形として最後のミニ公演に参加してもらおうと思っている。
それぞれの生活や仕事の都合に無理のない範囲で参加してもらえればいい。
公演の最終形態としては、以前名古屋でおこなった「KENJI」や「GINGA」の小規模なものを想像してもらえればいい。
あるいは東京ならキッド・アイラック・アート・ホールでおこなった「キッズ・イン・ザ・ダーク」や「夏と私」といったパフォーマンス。
ワークショップがそのままミニ公演の稽古になる。
現代朗読では表現の練習として群読エチュードをもちいているのだが、エチュードのなかにはそのままステージパフォーマンスにできるものもある。
また、ワークショップのなかであたらしいエチュードがどんどんできてくるのも特徴的だ。
そういったエチュードを組み合わせてステージ構成をするのが、演出の私の仕事だ。
また私は朗読こそしないが、演出だけでなく音楽演奏でも出演して、みなさんとおなじ舞台を踏むことにしている(それが楽しみでしかたがない)。
そして今回の目玉のひとつといっていいのが、映画撮影がはいるということだ。
天白のワークショップに参加してくれている映画製作者の伊藤勇一郎くんが、現代朗読のワークショップの全過程と最終公演をカメラで撮影して、それを映像作品に仕上げてくれるという。
作品もドキュメンタリーとフィクションの2本同時進行をかんがえているらしい。
そのために、自前で役者をスカウトして、ワークショップと公演に投入してくるらしい。
どんな作品ができあがるのか、非常に楽しみだ。
毎月のワークショップ自体がNVCをベースにした共感的なつながりのなかで大変楽しく、学びや気づきの多いものになることはまちがいないが、最終公演と、さらに映像作品が2本できてくるというのも、大変わくわくする。
日程のつごうがつくかたは、ぜひ参加してみてほしい。
ワークショップの第1回は4月14日(日)午後1時、名古屋天白の〈アロマファン〉にて開催。
まずはそれに出て様子見、ということでもかまわない。
その後の開催日程については、後日発表するが、まずは4月のワークショップの告知を、このあとすぐに発表する。
(写真はアロマファン近くの梅林)