そんなにうれしいことだったのか!
日本ではすっかり姿を消してしまった路面電車だけど、シュトゥットガルトでもフライブルクでも大活躍だ。
街のなかをたくさん走っていて、車ともちゃんと共存している。
車を運転できない子どもやお年寄りにはありがたい交通手段だろう。
なにより静かだ。
私も乗ってみた。
駅は数百メートルおきにあるので、線路を見つけたらそれをたどって、最寄りの駅からしょっちゅうやってくるトラムにひょいと乗ればいい。
なかで切符を買うらしいが(お得な回数券もある)、今日は無料。
そのようすを動画で撮ったので、ご覧になりたい方はこちら。
駅裏のほうからDB(ドイツ鉄道)の跨線橋をのぼってひと駅。
DBの駅の上がトラムの駅にもなっている。
トラムの駅から鉄道のホームへと直接降りていける。
改札はない。
直接ホームというのが特徴で、これはかなり便利。
旧市街地へとはいっていくと、城壁の名残があって、大聖堂の尖塔が自分の位置の目印になる。
城壁の門も、空襲にやられて修復したものがふたつだけ残っている。
フライブルクも相当、空襲の被害を受けた街らしい。
大学の街ということもあってか、書店があちこちにたくさんある。
古書店もある。
それぞれの書店が特徴をもった品揃えをしているように見える。
街のど真ん中に古書店が営業をつづけていられるというのも、この街の文化度の高さをあらわしているのかもしれない。