滞在のホテルからは徒歩10分くらいか。
街並が本当に美しい。
駅の表側というか、東側がメインストリートになっていて、シュテファン=マイアー通りというらしい。
私のホテルは駅の裏のほうにある。
ホテルの近くにある美しい尖塔のある教会から、トラムが走っているDBの跨線橋を越えて、駅の表のほうに行く。
ぶらぶら歩いていくと、急に路地が入り組んだ、旧市街地らしい街に入りこんでいった。
狭い通りだが、いちいち名前がついていて、アルベルト通りだの、ヘーベル通りだの、カタリーネン通りだのとある。
さまざまな店が立てこんでいて、ぶらつくのが楽しそうだ。
日をあらためてゆっくり歩いてみることにしよう。
駅の正面には有名らしい大聖堂がそびえ建っている。
一見、ガウディのサグラダファミリアみたいに見える。
ここには登れるそうなので、明日にでも登ってみよう。
天気がよければアルプス山脈が見えるかもしれないということだ。
フライブルクは人口が20万くらいで、私の生まれ故郷の福井市とほぼおなじくらいの規模だ。
さびれているというより落ち着いていて、こういうところに住んでみるのも悪くないなと思った。
今日はいよいよ、なおみさんが友人のピアニストといっしょにやっている高齢者介護施設での音読ケアの見学に行く。
夜は大聖堂でコンサートがあるらしいので、それを聴きに行くのも楽しみだ。