今日はホテルのある動物公園前からぶらぶら歩いてポツダム広場のほうに向かった。
毎日歩くなあ。
一万歩をくだらない日はない。
途中、川べりでカラスなんだけど日本のカラスとは模様がちがうやつとか、例によって美しくさえずるクロナキドリとかを観察したり、街並を写真に撮ったりしながら歩いた。
目的の絵画館に到着。
ここはカルチャーフォーラムという複合文化施設のひとつで、通しチケットを買うとほかの施設にもはいれる。
ところが、あとでわかったのだが、私の今日の主目的である現代美術館が休館中で、ちょっと損した気分。
いってくれよー。
この絵画館もご多分にもれずものすごい物量で、12、3世紀からルネサンスにかけての宗教絵画や造形物、中期ルネサンスから18世紀の自然派にかけての絵画が、膨大な部屋数のなかに所狭しと展示されている。
フェルメールの「真珠の首飾りの女」もここにあるのだが、うっかり見過ごしてしまうところだった。
膨大な量の額物のあいだに、それこそなにげなく普通かかっているので、知らなければ通りすぎてしまうだろう。
私はたまたま知っていたので目にとまったけれど。
ほかにもレンブラント、ブリューゲル、ルーベンスなど、私の知らない作品もあって、うっかり気を抜けないのだった。
へとへとになって出てきたら、絵画館のなかはフリーWiFiが飛んでいて、広いカフェもあるので、とどこおっていたネット関係の処理をすませてしまおうと腰をすえた。
そのあと、現代美術館にいったら休館中(がっくり)。
やむなく、あまり行く気になっていなかった楽器博物館に行ってみたら、こちらはけっこうおもしろかった。
動画をいっぱい撮ってきたので、近いうちにYouTubeにアップしよう。