ここは改修を重ねた大聖堂に収蔵されていた宗教絵画や彫刻やステンドグラスなどをたくさん展示している。
とくに古いステンドグラスは見応えがある。
パイプオルガンがあって、ちょうど演奏会をやっていたようだが、私が行ったときにはまさに終わりかけのときで、少ししか聞けなかった。
なにやら現代曲をやっていたようだった。
土曜日で街には大道芸人や、勝手になにかを売っている人、演奏している人などが出ている。
とくに規制はされていないようだ。
おばさんがひとりで写真と自作の詩を自筆で描いたリーフレットをならべて売っていた。
話をしてみると、自分はピアニストだという。
ピアニストだけど、詩を書いて写真をつけて、それを売っているのだ。
握手したら、ピアニストなのでと、注意深い握手をされた。
こちらの人はがっしりと容赦なく握ってくる人が多いのだが。
この街は本屋が多い。
大学があるせいかもしれない。
街の中心の一等地に、古書店が店を構えてつぶれないというのはすばらしいなと思う。
駅前ではトラム開通イベントだろうか、ブラスバンドが仮設ステージで演奏して、盛んに拍手を送られていた。