店内にはテーブル席がふたつとカウンター席が3つある。
店にはひっきりなしに通勤客が出入りして、パンやらコーヒーやらを買っていく。
私も並んでサンドイッチとコーヒーを頼んだが、言葉がうまく通じないので、後ろにいた背の高い青年が英語で助けてくれた。
「ここで食べるのか、それともテイクアウトか」
それによって値段が違うのか?
それを聞いてみようと思ったけど、ドイツ語やら日本語やら英語やらが頭のなかでごっちゃになって言葉が出てこない。
「これで注文は全部か?」
「そうだ」
勘定は5ユーロ。
道路は混乱している。
車が多い。
メインストリート以外は道が狭い。
両側にびっしり駐車してあるので、なおさら車道が狭い。
駐禁はないのだろうか。
路上喫煙の人も多い。
歩き煙草もやっている。
それも老若男女。
おいしいコーヒーとハムのサンドイッチをいただいて、ホテルにもどる。
今日は同行のSくんはお城を見にいくらしい。
そういえば、昨日行ったベンツ博物館では、日本語によるイヤホンガイドがあったそうだ。
私はシュトゥットガルトの街の中心部に行って、美術館やら宮殿(なんの?)やら芸術館やら、まずそちらに向かおう。