2010年6月4日金曜日

幸せになるための音楽再入門講座——もう一度楽しみたい人たちへ

『水城式ピアノの弾き方』(山海堂)や『水城式ジャズの聴き方』(ブックマン社)などの著書があり、小説講座、文章講座、朗読やオーディオブック講座などの名講義(迷講義?)で定評のある水城雄が、こんどは音楽講座をやります。

◎日時 2010年6月6日(日)14:00-16:00
◎場所 羽根木の家(世田谷区羽根木1-20-17)
◎参加費 一般1,000円/会員500円(要予約)
◎参加申込み 私または現代朗読協会に直接お願いします

◎当講座のねらい
 本来音楽はとても自由なもの。ところが、私たちの耳は西洋音楽や商業音楽で矯正され、聴くほうも演奏するほうもとても不自由な世界に閉じこめられてしまっています。それにすら気づいていない人がほとんどですが、そんな閉塞した耳を音に向かってもう一度解放してやりましょう。
 自由な耳を取りもどすには、もう一度音楽の原点に立ちもどってみる必要があります。作曲法でがちがちに構築された世界を嫌ったジョン・ケージが「沈黙」にもどってみたように。
 音楽とはなにか。私たちが聴いている音楽はどのような成り立ちを持っているのか。音楽と音楽以外のジャンルとはどのような関わりがあるのか。
 耳の自由を取りもどしたとき、私たちはふたたび広々とした音の世界で遊ぶことが可能になります。リスナーもプレイヤーも。

◎こんな方におすすめです。
・人と音楽の関わりについて、ジャンルを横断して学びたい人。
・最近の曲をうるさく感じてたまらないという人。それを「歳のせい」だと思いこんでいる人。
・なじみのないジャンルの曲を聴くと、どの曲もおなじように聴こえてしまう人。
・本来好きなのに、なぜか最近あまり音楽を聴きたくなくなってきた人。
・朗読に音楽をつけたいけれど、曲選びで途方に暮れてしまう人。
・現代音楽がわからない/楽しめないという人。
・たくさん練習をしたはずなのに自由に楽器を弾けない人。
・一度ならずレッスンを挫折したことがあって、それがトラウマになっている人。
・これからなにか楽器をやってみたいと思っている人。
・その他、音楽についての知識を深めたいと思っている人。

◎こんなことをやります
・西洋音楽/非西洋音楽の両方から音楽と人の関わりを解説。
・音楽の発展(あるいは退化)の歴史を実際の音を聴きながら解説。
・現代社会にあふれている商業音楽の成り立ちについて解説。
・音楽と他ジャンルの芸術の関わりについて解説。
・即興演奏の方法について、実際の演奏例をまじえて解説。
・現在から未来に向かうなかでの音楽/音声表現の方向性と可能性を検証。
・質疑応答
・ミニレッスン