あまり朗読関係で興味をそそられるものは(現代朗読以外には)めったにないのだが、最近、気になる場所がある。
私もそのmixiコミュニティに参加しているが、江東区にある〈そら庵〉というスペースだ。
なにやらいつもおもしろそうなことをやっていて、しかもその内容がときおりげろきょとかぶるような時がある。まだ一度も行ったことはないのだが、いずれは行ってみたいと手ぐすね引いているところだ。
が、8月中は名古屋の公演の大詰めということもあって、なかなか行く機会はなさそうだ。残念。
この〈そら庵〉のことを教えてくれたのは、詩人の渡ひろこさんで、彼女はよく行くらしい。また、彼女もまたそこで読んだりしているらしい。
こちらも残念ながらまだ実際に見聞きしたことはない。
彼女のmixi日記に、おもしろいパフォーマンスが紹介されていた。
さかいさんという方の朗読パフォーマンスで、なにやらやっていることがげろきょとカブっている。
おもしろいのだ、これが。一度、ご覧あれ。
この映像を紹介した渡ひろこさんの日記にコメントしたところ、げろきょの映像にもいろいろとコメントをいただいたので、紹介しておきたい。
■「温室」は朗読者それぞれの方の言葉と個性が
キャッチボールのように表現されていて、躍動感がいいですね。
■「Dancin' On The Door」。これはもうラジオドラマか、一人芝居のようで、朗読されている方は役者さんをされていたのではないでしょうか?素晴らしく上手でプロの方のように思えました。
■「メニュー」もその意外性が面白かったのと、即興で朗読できるというのは、やはり実力と普段から鍛錬されているのだな~と感心しました。
■「麺類紀行」はウイットに富んだテキストを朗読の方がさらに盛り上げて表現されている感じがしました。
■「ジョルダンの曲線定理」。これはある側面から見るとまさしく音楽という感じがします。無機質な数学の定理がピアノとカホーンに溶け込んで、音になっているという新しい試みで面白かったです。
数学者が読むというのが、またいいです(笑)
クールでシュール!
以上です。
渡ひろこさん、ありがとうございました!