2009年7月22日水曜日

「Kenji」ワークショップ参加者の声(第三回)


先日、名古屋でおこなわれた三回めの「Kenji」ワークショップにおいて参加者の皆さんからいただいた感想の一部を紹介します。

■実際に動きが付いたので、やっとイメージがつかめるようになりました。これからがさらに楽しみです。滑舌、響かない声、発音など、多くの方が悩んでいる問題が、今日のワークショップでいつも簡単に矯正されていくことに驚きました。確かに学校ではむずかしく教えすぎますよネ。「書くように読む」これから、心がけます。

■本日、初めての参加でしたが、とても楽しく練習をすることができました。特にご指導を直接いただいて、自分の声の出し方が変わったことには非常に驚きました。

■「読む」という意識ではなく、「書く」という意識で、ひとつひとつの言葉を感じて読むと、言葉が、ひとつひとつの文字が、浮き上がってていねいに響くように、声が、言葉が届いてきました。とっても、びっくりし、感動しました。
「自分本来の声を出す」それが目指すひとつの大きな目標です。それには、からだの使い方、息の意識、いろいろなことを、日常の生活で、意識して、いろいろ試行するようになり、新しい発見があります。私は「読もう!」とすると、声が高くなる事に、今日は、気づけました。普通に、自然になっていきたいと思います。

■今日は、2回めに参加させて頂き、毎回、何らかの得るものをと思っています。今日は、皆さんを含め朗読の難点、欠点を修正を大変参考になり、自分も修正して行こうと思っております。

■群読というのですか、あわせて読むのはおもしろいです。自分の感覚を最大限にひらかなくてはならないのでしょうが、なかなかうまくいかないです。もっとくりかえしてくんれんしたいですが、時間ですよね。いつもさわりだけになっているのが残念です。

■久しぶりの参加で少し不安もありましたが、楽しく勉強させていただきました。「文章を書くようによめ」といわれたのが衝撃的でした。うまく自分なりに吸収したいと思います。

■やのしくう先生の尺八演奏、とても心に澄みわたるすてきな音でした。
文字を書く、なるほど! これを聴いて、ほっとしたような気になりました。前回もそうでしたが、自分を自然体に、力をぬいて、なかなかまだまだ思うように力がぬけない私がおります。みなさんでオープニングのオーケストラのチューニングの練習は、とっても楽しく、かつ、いろいろな広がりが期待でき、仕上がりがとっても楽しくなりました。

■今日のワークではたくさんの学びがあり、ありがとうございました。ワークはだんだん楽しく、面白くなって、舞台でのイメージもつかめてきましたし、緊張もほぐれてきて、4時間はあっという間でした。尺八の音色の美しさ、感謝します。

■滑舌や読み方を意識せず、「書いてみる」ように読む、というのが、目からウロコでした。学生の頃、自分の読む箇所を全てノートに書いて朗読した事を思い出しました。黒手帳を作るのに、台本を「書いて」自分の中にいったん取り込む作業をしていこうと思います。より実践に近いワークショップで、仕事の休みをとって来たかいがありました。又、仲間の同志のコミュニケーションも、回を重ねるごとに深まっていくような気がしました。