2018年4月5日木曜日

共感的コミュニケーションを身につける確実で効果的な方法


かねてから共感カフェの参加者には伝えていることだが、共感的コミニケーションを確実に身につけたければ、毎日、手帳やノートにその日の出来事や気がかりのあることなどを、自分の気持ちとニーズをセットにした形で書き留めてみる、振り返ってみるといい。
つまり、書くことで自分の気持ちやニーズを言語化し、クリアにする練習ができるのだ(もちろんそのことで抜け落ちることもあるのだが、それはまた別の話だ)。
私自身もそのような方法を練習し、共感を身につけてきた経緯があって、この方法が効果的であることを体感している。

マインドフル手帳術では自分の気がかりややらなければならないと思っていること、やりたいことなどを全て書き出し、それらをニーズごとに分類することで、自分の人生や日常をすっきりとさせることを試みる。
その過程で自分のニーズにつながる練習が効果的にできる。

共感文章講座では、自分が書いたもの、あるいは書こうとしているものにどのような感情とニーズのセットがあるのか、それをまず明快にしてから、書き直しをしてみる。
そのようなアプローチのワークをすることで、自分の文章が驚くほど変化し、またオリジナリティーを持ちはじめることに誰もが驚く。
なにより主催の私が毎回、みなさんの変化にびっくりしている。

いずれにしても、文章を書くこと、テキストで自分自身に共感すること、これらは非常に有効であり、練習方法としてはかなり強力だということを実感している。
共感的コミュニケーションの学習を始めてみたけれど、なかなか自分につながることができないというかたや、長年練習をしているけれども実践につながりにくいと感じているかたは、ぜひテキストを使った共感練習ができるこれらの方法を試してみてほしい。
今週末はつづけてふたつのワークをおこなう予定だ。

国立駅徒歩5分の会場で、午前11時からランチタイムをはさんで午後4時まで、共感的コミュニケーションの「自己共感」スキルをもちいた画期的な「マインドフル手帳術」の実践ワークショップをおこないます。ひさしぶりの開催となります。

4月8日(日)午前11時から約5時間、共感文章講座を開催します。水城ゆう( mizuki-u.com )が長年つちかってきた文章術、指導法に加えて、共感的コミュニケーションにもとづいた共感のプロセスも取りいれたユニークな方法を練習します。オンライン参加も可。