2019年4月8日月曜日

映画:LOVE DEATH + ROBOT

NETFLIXオリジナルのアニメーション・アンソロジー集。
デヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーが製作総指揮、監督もティム・ミラー。
2019年3月公開。

アニメーションはCGと手描きの2種類が混在している。
CGアニメーションは、
「えっ、これCGなの?」
と疑いたくなるほどのクオリティの高さ。
とくに役者の表情や動きが生身の人間の役者とまったく遜色のないものが混じっていたりする。

全部で18本の短編がならんでいて、短いものは6分、長いものでも17分という短編集。
人間の役者とまったく変わりないCG表現になっているのは、そのなかでも「わし座領域のかなた」や「シェイプ・シフター」などの作品。
見ればわかるが、もう役者いらないよね、と思ってしまうことを抑えるのはむずかしい。
いわれなければCGだと気づかない人は多いんじゃないだろうか。

ストーリーもアダルトなもので、暴力的、性的表現がふんだんに、容赦なく盛りこまれている(子ども視聴禁止)。
たぶんそこのところを意識的に切りこんでいるのだろう、デヴィッド・フィンチャーならでは、ということで。
暴力と肉体は「ファイトクラブ」に代表されるフィンチャー映像のテーマである。

それぞれのストーリーには一貫性はなく、テーマも手法もさまざま。
というかバラバラ。
それゆえに、
「次はなにが出てくる?」
という楽しみ方もできる。

これはみじかい作品ばかりだが、ここからなにか得体の知れない、私たちがいま予測もつかないような映像作品が出てくるような予感が、しないでもない。