2018年12月1日土曜日

ひさしぶりにオープンマイクに出よう

ゼミ生の雪子さんは今年2018年の年頭の目標のひとつに、
「朗読でオープンマイクに出る」
というものをかかげていたことを思いだしたらしい。

先日の個人ゼミでは、オープンマイクで読むためのテキスト選びとその練習をした。
なかなか興味深い絵本を選んできたので、まずは聴かせてもらった。
みじかいお話がいくつかはいっている本で、どれも独特のイマジネーションに満ちた不思議な世界だ。
砂漠の話なので、ちょっと『星の王子さま』っぽいテイストもあるが、実際に舞台になった砂漠はサン=テグジュペリの飛行機が遭難した場所に近いあたりらしい。

オープンマイクの時間枠にもよるが、持ち時間が5分くらいのみじかい枠なら話をひとつ、10分とか15分あるならふたつかみっつ続けて読めばいいかもしれない。

実際に動画を収録しながら、立って読んでもらった。
なにか演出しよう、気づいたことがあれば指導しよう、と手ぐすねひいていたのだが、まったく口を出す余地がない。
つまり、いきいきと自分自身の正直な表現で、奇をてらわず、いまこの瞬間の自分の身体とともに動いている朗読。

現代朗読をずっと練習してきた成果が目の前にあるのを見て、私自身感動してしまった。
オープンマイクで発表するのが楽しみだ。

あとで調べたら、12月24日昼に吉祥寺の曼荼羅でオープンマイクがあるようなので、雪子さんと、野々宮卯妙と、私もそれぞれエントリーしてみることにした。