2018年9月20日木曜日

北杜市での共感朗読カフェ(Verba-Actus)は心から楽しかった

昨日は山梨県北杜市にあるゼミ生の桂さんの山荘で、共感朗読カフェ(Verba Actus)を開催してきた。

うっかりしていたのだが、三連休の最終日ということで、参加者が少なかった上に、直前のキャンセルもあったりして、結局私をいれて三人という少数精鋭での、というとかっこいいけれど、なんでもありのゆったりした学びと気づきの時間を持つことができて、私は楽しかった。
気持ちのいい山荘と自然に囲まれた静かな環境のなかでの、それぞれのニーズにつながったゆっくりした学びの時間。
来れなかった人は残念だね、という気持ちに自然になってしまう。

本当にリラックスできる空間で、それにくわえてお互いに安心できる関係性を作っていくのが共感的コミュニケーションの特徴。
日頃いろいろある人も、ここに来て自分につながり、また日常の気がかりや問題を解決する糸口を見つけたり、解決のヒントに気づいたりできる。

そして昨日はあまりやらなかったけれど、自分につながり、マインドフルに気づきつづけ、そのなかで自分自身の生命現象を表現してみることを試みたとき、どんなことが起こるのかに注目する稽古なのだ。

ピアノがあるので、昨日は音楽の基本中の基本の部分をちょっと解説させてもらった。
音楽による情動とはなんによってもたらされるのか。
それは曖昧な事象ではなく、ましてやスピリチュアルな現象でもなく、人間の生理と物理現象による因果関係の明確なことで起こってくるのだ、という解説。

自己共感のために有効な身体を観ることもすこしやったかな。

そのあと、来月の開催日程を決めて解散。
来月は9月17日(水)の午後1時からとなった。
みなさん、ご参加いただきたい。

北杜から東京にもどるとき、三連休最終日のせいで大槻ジャンクションから大渋滞につかまってしまっての国立にもどるのらえらく時間がかかった。
雨も降ったりして。
しかし、一日満たされたニーズを味わえたので、そんな時間もただつらいだけではなかった。

10月17日:共感朗読カフェ(Verba Actus)@山梨県北杜市
Verba Actus とは、共感的コミュニケーションをベースに表現行為を自分自身のなかで統合し、全体性を探求する場です。稽古は朗読する、声を発する、声と身体のつながりを見る、などが中心となります。