2015年5月14日木曜日

福井県立病院初夏のピアノコンサート終了

月曜日は恒例の福井県立病院エントランスホールでのボランティア・ピアノコンサートだった。

月曜日の朝、東京・羽田から小松に飛んで、空港バスでそのまま福井に向かう。
新緑が美しく、また水田がことさらに美しい季節だ。
飛行機からはまだ白雪をいただいた白山がくっきりと見えた。

コンサートは午後1時半からだったが、1時くらいに行ってみると、あたらしく担当になった事務局の方がすでに来られていて、ご挨拶。
そのあと、福井新聞の新人記者が来て、取材を受ける。

先月も聴きに来てくれたパソコン通信時代からの友人・佳子ちゃんが今回も来てくれた。
素直にうれしい。
近況を報告しあう。

1時半に演奏をはじめると、聴衆もつぎつぎと集まってきて、ちょっとにぎやかになった。
トークをまじえながら、季節の唱歌をモチーフに即興演奏をおこなう。
「富士の山」「こいのぼり」「かたつむり」といった曲を演奏したり、話をしたり。
年配の方が多かったが、熱心に聴いてくれた若い方も何人かいた。
ロビーなので、用意された椅子ではなく、受付のカウンターあたりで聴いていたり、上のフロアから身を乗りだして聴いてくれている人もいた。

おもしろい気づきがあった。
3か月に1度のペースでおなじ場所で弾いていると、毎日の連続的な演奏では気づかない自分の変化に気づいたりする。
3か月前にはあんな感じで弾いていたものが、今日はこんな感じになっている、ひょっとしてわずかなりとも進歩しているのかも、なんてことを感じたりした。

ちょうど1時間のコンサートだったのだが、とてもマインドフルに集中できて、終わったら充実した疲れがあった。
ふと聴衆のほうを見ると、何人もの方が目に涙を浮かべたり、涙をふいたりしているのが心に残った。

記録映像をとっていたので、ひょっとしたら抜粋をYouTubeで公開するかもしれない( 時間があればね)。
そして次回の県立病院でのコンサートは8月18日(火)の午後に決まった。