2009年9月6日日曜日

9月の体験ワークショップ終了

 午前10時から「現代朗読を体験しよう」ワークショップを開催。13時まで。
 このところ、定員を越える申込があって、毎回にぎやかだ。毎回、ほとんど必ず、連絡なしの欠席者が数名はいるのだが、今回はひとりも欠席がなし。

 次回10月の開催は、10月4日(日)10:00-13:00、現代朗読協会・羽根木の家です。
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 参加者からいただいた今回のワークショップの感想から、一部抜粋して紹介します。

■すごく説得力があって、先生がおっしゃる通りにする度に、次々と緊張がほぐれていったのにはびっくりした。もっと表現力をつけるために、身体的、精神的に「ナチュラル」になるたいと思った。いろんなことに敏感になっていきたいと思います。

■大学院(ホリスティック教育が専門)にいた頃、アレクサンダーテクニークの授業があったので半年間受けていました。その頃は、楽に歩いたり、ねころんだり、といったことの目的がよくわからなかったんですが、今日、表現といったものを体験してみて、少しずつアレクサンダーの教えの意味が感じられて、おもしろかったです。「表現」にあこがれがずっとあるのですが、人前で自分の内側を感じること、そしてそれを外に出すことが苦手です。でも声を出したり体を動かすことが好きなので、ぜひまた参加させていただきたいです。ありがとうございました。

■新鮮な印象を受けました。ホームページに書かれたことが直接、おしえていただきよくわかりました。

■テキストの言葉を具体的に(イメージをつくる?)表現する、たくらみを捨てて自分の中から出てきた表現を楽しむ、など難しい事もあり理解できたか全く自信がないです。が、最後のライブが、とても素敵でした。また、参加して、練習してみたいです。

■実際にテキストを使って、1人1人に対応して、弱点、克服方法を全体に発信していてよかったです。

■誰に話すのか、相手の声を聞くこと、などは、大変むずかしいことでしたが、やはり、基本にしていかないと、すなおな声で朗読できないとも感じました。

■自分の気持ち、心をまず聞いて、話すようにしたいと思いました。従来の「テキスト」に書いている文の内容をよく理解することも、そして、そこから自分が表現してゆくことこそ、ともに考えてゆきたい。

■外からの刺激に、自分を預けて、変化していくことを恐れないことを……は、演劇をしている中でも、自分の課題としてよく、指摘されるのですが……。緊張して、閉じた感覚を何をきっかけに、開くことができるのか、が、その時々で分からず、模索しています。面白かったです。

■聞く方とのコミュニケーションを取って読むというのに興味をもちました。ただ上手く読むのが上達だと思っていたけれど、読み手と聞く側の心が触れあえるような朗読ができれば、楽しそうだなと思いました。