これは初の試みであり、またげろきょのイベントとしては年内最終のものだった。
いつもより参加者が多かったので、ある程度の人数がいないとやれないエチュードをやったりした。
参加者のおひとりは7歳と5歳のお子さんを連れてこられていて、ほほえましかった。
ちいさい子どもを見ていると、いつも気づきや学びをもらうことができる。
げろきょではお子さん連れの参加も歓迎している。
あと、うれしいのは、最近はすこしずつでもげろきょのことが知られるようになってきているのか、あるいはfacebookやウェブサイトであらかじめげろきょの主旨を読んできてくれる人が多くなったのか、ここがほかの朗読教室とはちがうかんがえ方や方法、方向性で学びあいの場を作っていることをあらかじめ理解して参加してくれる人が多くなってきた、ということだ。
今回もそうで、最初からなにか従来の朗読の方法とはちがうものを期待して来られた人ばかりだった。
そうなると、こちらもちょっとわくわくしてしまう。
昨日は、朗読にかぎらず表現するということは「自己をたえざる探求する」という行為にほかならない、ということを伝えた。
とくに朗読はそのなかでももっとも敷居が低く、また奥の深い表現行為であり、だれでも表現者の世界にはいっていくことができる。
多くの人がもっと気楽に現代朗読に興味を持って参加してくれるとうれしい。
◎現代朗読体験講座(1.24)
朗読をはじめてみようと思っている方、すでにやっているけれど物足りなさや壁を感じている方、その他表現に興味のある方、まずは進化しつづける現代朗読を体験してみませんか。1月24日(日)午前、羽根木の家にて。